書籍情報、店舗案内、神父や修道士のコラムなど。

海外ニュース

コロンビア:終生誓願式が行われました

 6月29日に行われた聖ペトロと聖パウロの祝日に際し、ボゴタのサンパウロ教会で、パウロ家族は善き牧者修道女会の修道女マルタ・アントニオ・ワルッサとミミ・アミッセ・ヴィアヘムの初誓願式、およびセサル・ブイトラゴの終生誓願式を執り行いました。儀式は地区長のフリオ・アンヘル・ロンカンシオ神父が司式し、多くの聖職者や修道女、信者、家族、友人らが参加しました。

 ロンカンシオ神父の説教では、謙虚さと祈りの二つの美徳が強調されました。謙虚さについては、教皇ヨハネ23世との出会いで祝福されたジャコモ・アルベリオーネの逸話を引用し、謙虚さが大切であると説きました。祈りについては、アルベリオーネ神父が「祈りの使徒職」と呼ぶほど重要視しており、神との絶え間ないコミュニケーションの必要性を説きました。

 また、十字架の象徴として、誓願式で渡される標章についても触れ、神の愛に支えられた完全な献身を強調しました。そして、聖ペトロがイエスをメシアとして認識したことにより、教会の礎となったことを述べました。

 儀式後には、参加者たちが感謝と喜びに包まれて親睦を深めました。

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

  1. 国際カトリック聖書協会(SOBICAIN):「み言葉の職人」としての聖書使徒職

  2. 内面の清浄と神の国への道(年間第五水曜日)

  3. ローマ:第二国際修練が終了しました

RELATED

PAGE TOP