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イタリア:パウロ家族合同金祝・銀祝会が行われました

 2024年6月29日、聖ペトロと聖パウロの祝日に、使徒の女王の聖域の地下聖堂が昼のように明るく照らされました。これは教会の照明だけでなく、多くの記念日を祝う人々とパウロ家族全体の多数の出席者の存在によるものでした。

 記念日のお祝いは、パウロ会員にとって本当に特別な瞬間です。なぜなら、創立者である福者ヤコブ・アルベリオーネの特別な存在を通じて、家族の精神を濃密に体験できるからです。特に、司式者の席の後ろにある巨大な布製の印刷物の下に置かれた遺物は、総長のドメニコ・ソリマン神父によって香を焚かれ、出席した全会衆によって崇敬されました。

 式典は、トスカ修道女の言葉で始まりました。ドメニコ神父は説教の中で、獄中のペトロのための教会の祈りが彼の解放の原因となったことを思い起こさせました。総長は、お祝いされる各人が人生の中で何度も経験したのは、祈りによってもたらされた解放であると強調しました。パウロ家族は、困難を支え合い、交わりのうちに生き、今日の言語を用いて全身全霊で使徒職に身を投じるために、互いのために祈り合っています。式典の最後に、エミリオ・チッコーニ神父が出席した全ての祝賀者を代表して、主に感謝し、祝賀者の家族、総長、そして全ての出席者に、この記念日とパウロ家族の中で主に仕える召命の贈り物に対して感謝しました。

 その後、欠かせない喜ばしい「儀式」として、パウロ家族の様々なグループが総長と一緒に、また、グループ同士で祭壇の近くで写真撮影を交互に行いました。

 それから、それぞれが自分の修道会で「食卓を囲んで」お祝いを続けました。聖パウロ会は、適切な時期に祝宴の間に移動し、祝賀を受けるパウロ会の兄弟たちや家族、そして数人のマリア御告げの姉妹たちと共に集まりました。パウロ会の修練者の存在は非常に喜ばれました。彼らは教会での典礼だけでなく、音楽や歌で昼食の時間も盛り上げてくれました。

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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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