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イタリア:国際修練2025/26がはじまりました

 2025年8月20日、パウロ家族の創立記念日であり聖ベルナルドの記念日にあたり、アルバーノ・ラツィアーレの「アルベリオーネ修道院」において、聖パウロ修道会の国際修練2025/26の開始のための式典が行われました。

 この養成期間中に修道生活を目指してパウロ的カリスマの体験を生きる5名のノビスは、ジョゼ・クレイソン・ヌネス(ブラジル)、マテウス・ミゲル・ジャシント(ブラジル)、ラファエル・ロドリゲス・バルボサ(ブラジル)、レイニエル・アロンソ・ラモス(ベネズエラ)、サミュエル・エマヌエル・グティエレス(メキシコ)です。

 典礼は、日中の祈りの中で行われ、総顧問でありSIF(国際養成委員会)のメンバーでもあるアラン・ガムタン神父が司式しました。神父はノビスたちへのメッセージの中で、師イエスの姿に心を形づくる聖霊の恵みに心を開くよう招き、また、修練長であるダニエル・ルカ神父との誠実で実りある対話を通して、謙遜と従順のうちに神の御心に耳を傾けるよう励ましました。

 私たちは、この5人の修練者の養成の歩みの始まりを主に感謝し、その人生を師であるイエスにゆだね、この一年を「失望に終わることのない希望」(ローマ5章5節)の光のもとでよく生きるために必要なすべての恵みを祈り求めます。

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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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