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イタリア:初誓願式と誓願更新式が行われました

 2025年8月28日、教会博士である聖アウグスティヌス司教の記念日に、ローマの使徒の女王聖堂において、初誓願および誓願更新の儀式を伴うミサが執り行われました。ミサは、総長であるドメニコ・ソリマン神父によって司式されました。

 清貧、貞潔、従順、そして教皇への忠誠の初誓願を宣立したのは、アンジェロ・サルヴァトーレ・カンジェミ(イタリア)とディエゴ・ガルシア・エスピノサ(メキシコ)です。説教の中で、ドメニコ神父は新誓願者たちに向けて次のように述べました。「主は、あなたたちの生涯を通じて、すべての一歩、すべての決断を意味で満たすことを望んでおられます。なぜなら、主はあなたたちのうちに生きたいと願っておられるからです。実際のところ、あなたたちの個人の歴史は、アルベリオーネ神父が言うように、思い、心、意志において、キリストに似た者になるプロセスなのです。」

 初誓願の儀式の後、アントニオ・クイ・ハイ・ボ神父、そして神学生であるジェローム・タデウス・アウグスティン・イプロンとレオナルド・ブライアン・ホセマリア・カバティンガンの誓願更新の儀式も行われました。彼らに向けて、ドメニコ神父は次のような願いを述べました。「聖霊が、あなたたちの開かれた心を強め、あなたたちのうちに霊的な生活を大いに成長させ、今日、明日、そして常に、霊魂への渇きをさらに感じることができるようにしてくださいますように。」

 収穫のために働き手を呼び続ける師であり牧者であるイエスに、私たちは感謝の心を捧げ、教会と人類への奉仕のために、福者ヤコブ・アルベリオーネの心に神が呼び起こされた使命を初誓願を通して受け入れるこれらのパウロ会員たちの人生と寛大な応答に対して神に感謝します。また、聖パウロ修道会において誓願を更新した3人の有期誓願者の新たな歩みに対しても、主を賛美します。使徒の女王である聖マリアが、彼らのうちにキリストが完全に形作られるで、彼らと共に歩んでくださいますように。

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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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