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メキシコ-キューバ-アメリカ管区:出会いの研修会が行われました

 2025年6月15日から20日にかけて、タクスケーニャの共同体において、メキシコ・キューバ・アメリカ合衆国管区のための研修会が開催されました。この重要な省察と交わりの場には、管区本部のメンバー、使徒職管区評議会、養成管区評議会、その他の責任ある立場にある兄弟たちが参加しました。

 この研修は、使徒職の国際技術委員会(CTIA)議長でもある総顧問ヴァルデシール・ウヴェダ神父の導きのもとに行われ、彼の豊かな経験と親密さ、そしてカリスマ的なビジョンによって支えられました。

 「たとえ多くの部分から成っていても、一つの体である」(一コリント12章12–27節)というテーマのもと、このプログラムは、霊性、傾聴、計画、協働の実践を通じて、パウロ的使徒職における一致の強化を目指して構成されました。

 5日間にわたる研修では、パウロ的な帰属意識と霊性、パウロ的コミュニケーターの美徳、奉仕としてのリーダーシップ、各顧問会間の連携、そして実際の経験に学ぶことなど、重要なテーマが取り上げられました。

 研修は兄弟的で活気に満ち、深い参加意識に支えられた雰囲気の中で進められ、「傾聴の輪」「ナラティブ・ワークショップ」「対話のテーブル」や「視覚的ツール」などの手法が用いられ、共通の行動指針を築く助けとなりました。

 最後には感謝のミサが捧げられ、私たちの管区が新たな交わりと使徒的使命への献身をもって歩み出すよう促されました。

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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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