10月7日から11日まで、教区設立500周年を記念して、ヴェローナ県ブッタピエトラの共同体は、福者ヤコブ・アルベリオーネの聖遺物を迎えました。聖性と福音を伝える使命をテーマに、出会い、祈り、神のことばに耳を傾ける体験となりました。
毎年、パウロ家族の列福・列聖調査チームのメンバーは、福者ヤコブ・アルベリオーネの聖遺物を各地に巡らせる活動を行っています。今年は10月7日から11日まで、教区設立500周年を記念して、ヴェローナ県ブッタピエトラの小教区教会に聖遺物が安置されました。

聖性——知り、模範とすべき証し
聖人の聖遺物は、聖性が具体的な人間の生き方として実現され、私たちもそれに倣うことができると教えてくれます。そのため、聖人の生涯について語ることは、一般に人々の関心を呼び、積極的な参加を促します。
病者、子ども、青少年、そして成人との集いにおいて、チームのメンバーは、アルベリオーネ神父と、彼の初期の弟子の一人である尊者マッジョリーノ・ヴィゴルンゴの生涯から、特に重要な出来事や願い、心に残る言葉を分かち合いました。
こうした集いは、参加者が耳を傾け、積極的に関わる機会となり、パウロ家族を代表するこの二人の信仰の証しと使命を、より身近に知る助けとなりました。
福音を伝える——印刷メディアからデジタルへ
特に大きな関心を集めたのは、アルベリオーネ神父が20世紀初頭から、印刷物、新聞、書籍を活用して、すべての人に神を告げ知らせようとした、その並外れた取り組みでした。
今日、この先見的な着想は、今なお私たちに問いかけています。そして、デジタル技術や人工知能など、現代の手段を通しても福音を伝えるよう、私たちを促しています。
しかし、アルベリオーネ神父が教えているように、福音の告知が真に実りあるものとなるのは、それが深い祈りの生活と、神のことばに絶えず耳を傾けることから生まれるときです。
このような観点から、聖遺物巡礼の期間中には、霊的な成長と分かち合いのためのさまざまな機会が設けられました。その一つとして、成人を対象に、イエスがご自身を「道、真理、いのち」として示される福音箇所(ヨハネ14・1-6)を読み、互いに分かち合う集いが行われました。
さらに、小教区教会では、夜を徹した祈りや、午前・午後の時間帯に聖体礼拝も行われました。
交わりと感謝の体験
この体験を終えるにあたり、列福・列聖調査チームのメンバーの心からは、神への深い感謝があふれています。
温かく、具体的な形で迎えてくださり、耳を傾け、信頼を示してくださった小教区主任司祭フランコ神父、その協力者セヴェリーノ神父、そしてすべての信徒の皆さんに、心から感謝いたします。
