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ブラジル:新司祭が誕生しました

 2025年11月22日、王であるキリストの祭日にあたり、パウロ会(SSP)のレイドソン・デ・ファリアス・バーホス神父の司祭叙階が行われました。叙階式は、アラゴアス州パルメイラ・ドス・インディオスのアムパロの聖母大聖堂で行われ、レデンプトール会のアントニオ・ラニス司教が主司式を務めました。式には、多くのパウロ会員をはじめ、パウロ家族のメンバー、叙階者の家族、友人、そして地元の信徒が多数参加しました。

 司祭のモットーである「私は生きている。だが、もはや私が生きているのではない。キリストが私の内に生きておられるのです(ガラテヤ 2,20)」に励まされながら、レイドソン神父は、師イエス— 道・真理・いのち — に自らを形づくる歩みにおいて、決定的な一歩を踏み出しました。叙階式は、パウロ会における奉仕者としての召命の恵みを祝う喜びと感動に満ちていました。感謝の挨拶の中でレイドソン神父は、師なるキリストが自身の司祭職のうちに常にともにいてくださるよう、そして「キリストが私の内に生きておられる」に至るまで、自らの思いも心も生活も、すべてキリストに深く結ばれていく強い願いを新たにしました。

 翌23日には、レイドソン神父による初ミサが行われました。これは彼の出身教会であるサンセバスティアン教会でささげられ、多くの信徒が参加しました。

 師なるキリスト、善き牧者がレイドソン・ファリアス神父の司牧の歩みを導き、神が永遠に聖別されたこの大いなる使命に忠実に応えることができるように。また、コミュニケーション文化における使徒職を果たす中で、ますます師なるキリストに似た者として形づくられていきますように。

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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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