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ローマ:上級長上会議が行われました

 2024年3月15日、聖パウロ修道会の上級長上たちが、3月14日から20日までの一週間、ローマで開催された上級長上会議に集まりました。

 この会議は、深い信仰と共同体への奉仕を中心に展開され、開会式のミサから始まりました。ミサはボグスワフ・ゼーマン神父によって執り行われ、彼は参加者に対し、聖体がすべての出会いの核心であることを強調しました。

 会議の最初の日には、総長ドメニコ・ソリマン神父が歓迎の辞を述べ、修道会総会以来の歩みと各地域での成果の共有の重要性を強調しました。彼はまた、会議を希望の共有と異なる宗教コミュニティや教会の指導者たちとの接触の機会と位置づけ、現在の変革期における深い組織的、精神的な変容を説明しました。

 会議の光となったのは、ジャコモ・ペレーゴ神父とロッサノ・サラ神父による二つの講演でした。ペレーゴ神父は、ローマ人への手紙第12章を通じて、キリスト教徒の生活における神の恵みの影響を探求し、教会の一体性と慈愛による生き生きとした共同体の重要性を説きました。一方、サラ神父は、現代の決定的な困難と宗教的コミュニティの中で識別の過程における困難に焦点を当て、初期キリスト教におけるシノダリティの重要性を強調しました。

 参加者は、言語別のグループに分かれての深い対話を経て、それぞれの考えや感じたことを分かち合いました。この日の終わりには、真の光であるイエス・キリストの前で瞑想し、彼らの指導とコミュニティ全体の変革を祈りました。

 会議は、信仰の深まりと共同体内の絆の強化を目指し、変化の時代を共に歩む長上たちの姿を浮き彫りにしました。

 この会議には、日本から鈴木信一管区長が参加しています。

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