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ウクライナ:新しい編集オフィスが落成されました

 2023年9月19日、ウクライナのリヴィウの聖パウロ修道会は、出版社の新しい編集室を落成させました。式典はリヴィウ大司教区のエドワード・カワ補佐司教の司式で行われ、聖パウロ修道会ポーランド・ウクライナ管区長のヴォイチェフ・トゥレク師も参加しました。このイベントは、早朝のロシア軍無人偵察機による攻撃と重なり、地元のカリタス物流センターの倉庫などが破壊されました。

 2022年2月24日以来、ウクライナで続いている戦争は、多くの人々を良い霊的読書へと導き、疑問に対する答えを探すよう駆り立てています。リヴィウのパウロ会は、出版社のスタッフとともに、こうしたニーズに応えようとしています。そのため、編集室は狭い敷地を拡張する必要性を感じていました。新しい編集室の落成式は、修道院の礼拝堂で行われたミサから始まりました。司式はエドワード・カワ司教でした。地元住民のほか、出版社のスタッフや協力者も出席しました。また、リヴィウ大司教区の社会コミュニケーション担当のアレクサンダー・クシー神父と、リヴィウから250キロ離れたフメルニツキイで活動する師イエズス修道女会のシスターも出席しました。

 新しい編集オフィスは、修道院と同じ通りにあるアパートの一室にあります。書籍倉庫とオンラインショップは宗教施設の複合施設内に残ります。旧編集部の敷地の一部は司牧のために使用されます。

元記事:https://www.paulus.net/index.php?option=com_content&view=article&id=6525:ucraina-inagurazione-della-nuova-sede-della-redazione-dellla-editrice-san-paolo&catid=20&lang=it&Itemid=807

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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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