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ブラジル:サンパウロにて在俗会員のための黙想会

 2024年2月4日、サンパウロ市の聖パウロ使徒共同体において、在俗会員のための一日黙想会が開催されました。デヴィッド・タヴァレス神父の指導のもと、サンパウロ市に居住する3つの在俗会(大天使聖ガブリエル会、聖マリア・アンヌンチアータ会、聖家族会)の会員たちが集いました。

 午前中の霊性プログラムは、アントニオ・ルシオ神父が主導しました。テーマはエレミヤ書1章1-10節「壺と陶芸家」です。

 ルシオ神父は、人間の弱さは壊れやすい壺に例えられると説明しました。しかし、神という陶芸家は常に作品に目を向け、壊れた壺を作り直すことができます。重要なのは、自分が再び形作られることを許すことです。そして、柔軟な土こそが、神が完璧な作品を生み出すための鍵となります。

 ルシオ神父の講演の後、同神父が司式、タヴァレス神父が共同司式を務めるミサが行われました。

 この霊性の日を通して、参加者たちは神の愛と恵みに触れ、信仰を深め、奉献生活への決意を新たにしました。

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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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