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カトリック入門

第113回 イエス・キリスト【動画で学ぶ】※レジュメ字幕付き

序)人の名前
 *山田太郎 山田は苗字、太郎は名前。
  私の場合、山内は苗字、堅治は名前。

1 イエス・キリストは?
 *イエスは名前、キリストは苗字ではない。
 *キリストは、ギリシア語では「クリストス」
  これをヘブライ語で表記すると「メシア」
  「油を注がれた者」の意味で、イエス以前のユダヤ教では、王とか祭司とか預言者の称号として使われていた。
  イエスは名前だけど、キリストは普通名詞。

2 時代背景
 *今から2000年前、パレスチナ地域はローマ帝国など、外国の支配下にあった。
  外国の支配だったので、ユダヤ人たちは次第に、自分たちを政治的な意味で解放してくれる王、キリストを期待するようになった。
 *イエスの弟子たちも、イエスの生前、どうしてもイエスの教えがよく理解できなかった。彼らも他の群衆と同じように、イエスに政治的な王であるキリストを期待していた。
  ルカ23・39~43での二人の盗賊。一人はイエスを侮辱するが、もう一人は回心して、イエスから「今日、あなたはわたしと共に楽園にいる」と言われる。
 *イエスの死後、初めて弟子たちは、イエスことが永遠の生命へと自分たちを解放してくれるキリスト:救い主であることを理解する。
 *「イエスはキリスト、すなわち救い主」という信仰告白。

3 イエス・キリストはどんな人?
 *ヨハネ6・35:わたしは命のパンである。
 *ヨハネ6・51:わたしは天から降ってきた、生けるパンである。
 *ヨハネ8・12:わたしは世の光である。
 *ヨハネ10・7:わたしは羊の門である。わたしは門である。(10・9)
 *ヨハネ10・11:わたしはよい羊飼いである。
 *ヨハネ11・25:わたしは復活であり、命である。
 *ヨハネ14・6:わたしは道であり、真理であり、いのちである。
 *ヨハネ15・1:わたしはまことのぶどうの木

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