親愛なる兄弟たちへ
私たちは今、10月に予定されている3つの重要な会議に近づいています。これらはさまざまな形で、すべての管区に関係するものです。
最初の会議は、パウロ会聖書使徒職の百周年記念会議(ローマ、10月9日~15日)です。これは、ヤコブ・アルベリオーネ神父が始めた仕事を継続し、神の言葉がすべての人と文化に届くようにする彼の創意工夫を引き継ぐものです。私たちの編集および聖書の普及活動への取り組みを、愛と創造性をもって常に刷新しなければならないということを、どうして思わずにいられるでしょうか。
2つ目の会議は、聖パウロ修道会に併設された会の代表者会議(アリッチャ、10月16日~19日)です。これは第11回総会であり、これらの兄弟姉妹が私たちと同じように、さまざまな存在論的、教会的な文脈の中で「今日の生きたパウロ」として召命されていることを再認識し、彼らのアニメーションや使徒的な関与を強化する必要性を改めて強調しています。
最後に、 召命司牧セミナー(アリッチャ、10月21日~25日)です。この5日間では、神からの贈り物としての召命に焦点を当て、それを次世代と分かち合うことが議論されます。今日もなお、若者たちにパウロ会「編集者」、すなわち使徒的コミュニケーターとしての召命が与えられていますが、その方法や直面する課題は異なります。この会議は、私たちの共同体に「召命文化」が育まれる必要があることを、そして私たちの使命の喜びを証しするための新たな推進力が必要であることを思い起こさせます。
これらの取り組みだけでなく、私たち自身の生活そのものを、主なる師イエスに委ねましょう。私たちが存在し、生きているのは、すべて彼のおかげです。アルベリオーネ神父と同じ信仰を持って、私たちの中に「道・真理・いのち」であるイエスを生きさせ、私たちの人生において行動させましょう。彼は私たちの召命があらゆる文脈で実り豊かで創造的であることを、父に栄光を捧げるために私たちに先んじて望んでおられます。
友愛のうちに
総長 ドメニコ・ソリマン神父