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会員たちのコラム

主の復活にあたっての総長メッセージ

驚くことはありません。
あなた方は十字架につけられたナザレのイエスを捜しているのでしょうが、
ここにはおられません。復活されたのです。
……あの方はあなた方より先にガリラヤに行かれます。
かねて言っておられたとおり、そこで、あなた方はあの方に会えるでしょう。
(マルコ16・6-7)

 親愛なる兄弟の皆さん
 復活の招き、すなわち復活の主がわたしたちより先に行かれる場所、ガリラヤに行くようにとの招きを、わたしたちも受け入れましょう。「いったい何を意味しているのでしょうか。弟子たちにとっては、主が最初に彼らを捜してくださった場所、従うようにと招いてくださった場所に帰るということです。あの瞬間から、彼らは網をそこに残して、イエスに従いました。……ガリラヤに行くとは、信仰が生きたものであるためには、歩みへと再び身を置かなければならないことを学ぶことを意味します。歩みの初め、最初の出会いの驚きを毎日生き生きとしたものにしなければならないのです。そしてまた、すでにすべてを知っているというおごりを捨て、神の道に驚かされるに任せる謙虚さをもって、自分をゆだねなければなりません」(教皇フランシスコ)。
 この復活のメッセージが、近づきつつある修道会総会への準備と開催の歩みにおいて、わたしたちを駆り立ててくれますように。この歩みにおいて、主がわたしたちにもたらしてくださる新しさに驚かされるに任せましょう。愛、正義、平和の必要を叫ぶ世界にあって、コミュニケーションのさまざまな「言語」をもって福音宣教をするというわたしたちの使命の挑戦にわたしたちが答えるためです。
 皆さんすべてに、希望に満ちた聖なる復活祭が訪れますように!
 兄弟として

2022年 復活の主日
総長 ヴァルディール・ジョゼ・デ・カストロ神父

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