ベンゲラ(アンゴラ) — アンゴラの聖パウロ修道会は9月15日、ポルトガル国籍の司祭、ホセ・アンドレ・フェレイラ・ドス・サントス師を迎えました。師はベンゲラに到着し、パウロ会共同体の一員となるとともに、アンゴラにおける修道会のさまざまな宣教活動に協力することになりました。今回の到着は、数年ぶりにアンゴラのパウロ会共同体が司祭を迎えるという意味で、パウロ会員にとって重要な出来事となりました。
数年間、共同体には司祭が不在でしたが、今回、聖パウロ修道会は再び司祭を迎えることとなり、共同体としての構成が整うとともに、ベンゲラ教区におけるパウロ会の宣教活動がさらに強化されることになりました。
到着したホセ・アンドレ師は、現地共同体の上長であるカルロス・アデリオ修道士と、共同体全員から歓迎を受けました。現在の共同体は、誓願を立てた修道者2名、志願者3名、凖志願者の青年4名、そして召命について識別中の青年2名によって構成されています。
新たな任務において、司祭は出版部門の運営に直接協力するほか、共同体の日々のミサや、若いパウロ会員の養成にも携わります。また、善き牧者大神学校で教授として教鞭を執り、将来の司祭たちの養成に貢献するとともに、ベンゲラ教区の教会における聖パウロ修道会の存在をさらに強めることになります。さらに、修道会の運営・管理にも協力する予定です。
ホセ・アンドレ師が到着した日が、教会で悲しみの聖母マリアの記念日に当たっていたことにも、特別な霊的意味があります。この記念日は、聖十字架称賛の祝日と密接に結びついており、御子イエスの苦しみに母マリアが深く参与したことを思い起こさせます。
パウロ会の宣教において、聖パウロの子らは、現代の人類に「道・真理・いのちである師キリスト」を与えるよう召されています。その意味で、ホセ・アンドレ師がまさにこのマリアの記念日に到着したことを、摂理のしるしと見ることができます。それは、アフリカとアンゴラが経験している苦しみを思い起こすためであると同時に、何よりも、十字架の木から芽生える希望のしるしとなるためです。
十字架は、人間の限界や敗北を明らかにするだけのものではありません。キリストにおいて、十字架は勝利のしるしとなり、救いの源となりました。
この真理は、使徒パウロの言葉にも響いています。
「わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えます。」
それは、ある人々にはつまずきであり、また別の人々には愚かなものと映ります。しかし、召された者にとっては、「神の力」なのです。
