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会員たちのコラム

実り豊かな待降節を送ることを祈っています――総長からのメッセージ

親愛なる兄弟の皆さん

 わたしたちは、去る11月26日に、わたしたちの創立者の最終的な「過越」から50周年の記念を祝ったばかりです。この日には、パウロ家族の「みことばの年」が閉幕しました。教皇フランシスコが11月25日の謁見で思い起こしたように、それは「福者アルベリオーネのうちに、そして福者アルベリオーネをとおして聖霊がおこなってくださった偉大なわざを想起するのにふさわしい機会」でした。

 確かに、わたしたちの管区・地区が喜びをもって祝ったこの記念をとおして、聖パウロの模範にしたがって情熱をもって福音を生きた創立者に、わたしたちはより近づくことができました。実際に、教皇がアルベリオーネ神父に言及しながら強調した次の言葉がわたしたちの心に響き渡ります。「福音を情熱なしに生きることはできません。……数えきれないほど多くの彼の使徒的はたらきの中には、まさに福音への情熱こそが輝いています」。

 創立者のこの証しによって、わたしたちもまた、今日、生活と使徒職において、情熱をもって福音を生き、告げ知らせるよう突き動かされますように。また、祈りこそがすべての土台にあること、教皇フランシスコが述べたように、祈りこそ「最も重要なコミュニケーションの手段」であることを、わたしたちが常に思い起こすことができますように。

 教会とともに、待降節の期間を歩みましょう。待降節は、わたしたちが主に会うことができるという確信をもって、目を覚まし、主を待ち望むように招いています。この歩みをマリア、ヨセフとともに、またわたしたち同士の交わりのうちにおこないましょう。イエス──「わたしたちとともにおられる神」!──のうちに、わたしたちが支えと光、特に近づいている修道会総会のための支えと光を見いだすことができますように。

 皆さんすべてが実り豊かな待降節を送ることを祈っています!
 兄弟として。

総長 ヴァルディール・ジョゼ・デ・カストロ神父

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