聖パウロ修道会コンゴ(R.D.C.)管区は、2025年9月23日(火)より第14回管区総会を開催しました。今年のテーマは「『思いを新たにして自分を変えていただきなさい』(ローマ12・2参照)――希望の巡礼者として、交わりと平和の担い手として歩むパウロ会員」と定められています。
初日の午前、9月23日は、聖パウロ修道会総長ドメニコ・ソリマン神父による「コミュニケーション文化の中でキリストの職人となる」というテーマの黙想で幕を開けました。午後は2本の講演が行われ、まずカナダからイノサン・ムンギリンギ氏によるビデオ講演「人工知能と福音宣教の使命――デジタル時代における識別・伝達・証し」があり、続いてアラン・ンプトゥ氏が「建設的な経済と成果志向の経営を実現するための能力開発――MEDIASPAULコンゴの事例」と題して講演しました。
翌24日(水)には、マゼノド大学学長であるマカイレ・マニンバOMI神父が「『思いを新たにして自分を変えていただきなさい』(ローマ12・2参照)――希望の巡礼者として、交わりと平和の担い手として歩むパウロ会員」という主題で3本目の講演を行いました。その直後には、アルフォンス・アベディ神父による「Webテレビ・メディアスポール――コンゴ民主共和国における新たな使徒的機会」という講演が続き、総会の講演シリーズが締めくくられました。
その後、参加者たちは「回顧の段階」に入り、パトリック・ンショレ管区長による2022〜2025年の3年間の活動報告を通して、管区の現状を振り返りました。報告後、ンショレ神父から小グループでの議論における実施要項が提示され、4つのグループに分かれて2025〜2028年期の中間目標策定に取り組みました。
9月25日(木)には、この小グループでの作業が引き続き行われ、今後3年間の優先課題と行動方針の具体的な策定が進められます。