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会員たちのコラム

「6月は聖パウロの存在に彩られた月」総長からのメッセージ

 親愛なる兄弟たちへ

 6月は聖パウロの存在に彩られた月であり、彼を知り、その使徒としての足跡をたどる意欲を新たにする時です。教皇フランシスコは、次の聖年を発表する勅書の中で、希望をテーマに語りました。これは、私たちが日々の使徒職において希望の担い手となるために、聖パウロの生涯と手紙に焦点を当てる明確な招きです。

 実際、「すべての人は希望を持っています。人の心には、明日が何をもたらすかを知らなくても、善を望み、期待する希望があります。」

 したがって、6月30日の聖パウロの祭日を大切にし、アルベリオーネ神父が私たちに遺してくれた遺産を再確認しましょう。「すべての人は聖パウロ使徒を父、師、模範、創立者としてのみ考えるべきです。[この会衆は]彼を通じて生まれ、彼によって育まれ、養われ、その精神を受け取りました。」これらの言葉は道を示し、使徒的情熱を喚起し、聖霊が私たちの中で働くように自らを開く助けとなります。

 最後に、5月31日に第25回パウロ家族のカリスマコースを修了した5人の兄弟を聖師に託し、今年、修道会の誓願や司祭叙階の記念祝賀を迎える人々のために祈りましょう。これらの人々は、6月29日の聖ペテロと聖パウロの祝日のミサで、パウロ家族全体と共に使徒の女王大聖堂で記念されます。

友愛のうちに

総長 ドメニコ・ソリマン神父

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