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会員たちのコラム

10月は、特に師イエスにささげられています――総長からのメッセージ

 親愛なる兄弟の皆さん

 10月は、特に師イエスにささげられており、わたしたちは生活と使命の中心である師イエスへの信仰をより熱心に刷新するように招かれています。実際に、「パウロ家族において、信心、勉学、使徒職、教育、清貧、修道生活、そして人間的生活は、神、すなわちイエス・キリストに接ぎ木されています。だから、イエス・キリストがすべてにおいて生き、はたらくのでなければなりません。わたしたちの人間としてのペルソナが、わたしたちのうちに、またわたしたちの使徒職のうちに、神的ペルソナの実りを生み出すようにです」(CISP, p. 1202)。

 わたしたちは師イエスを、使徒パウロの精神において、教会との交わりのうちに証しするように呼ばれています。教会は、シノドスを祝う準備をしています。このシノドスは、10月9~10日にバチカンで教皇フランシスコによって始められ、2021年10月から2023年10月にわたり3つのフェーズ(段階)をとおして、「ともに歩む(=シノドス的)教会のため─交わり、参加、そして宣教─」というテーマでおこなわれます。この教会的歩みからわき出す思索がわたしたちの出版にだけでなく、わたしたちの生活スタイルにも霊感を与えることを、わたしたちは望んでいます。すなわち、この歩みがわたしたちを常によりいっそう兄弟的で、相手にこたえる姿勢をもった者とするような教会的考え方を受肉させ、わたしたち同士の間で、またパウロ家族とともに、そして教会とともにシノドス的に歩むことができるよう導いてくれますように。

 11月が近づいています。同時に福者ヤコブ・アルベリオーネの帰天50周年の祝祭である11月26日が近づいています。この日は、「パウロ家族のみことばの年」の閉年の日でもあります。ローマの使徒の女王大聖堂でおこなわれるいくつかの行事については、すでにお知らせしました。すべての管区・地区で、わたしたちの創立者の生涯の聖性を神の民に知らせることを目的としたプログラムが準備されることを願っています。
パウロ的カリスマを忠実に生きた福者ティモテオ・ジャッカルド──その記念をわたしたちは10月19日に祝います──が、今日、わたしたちの使命の挑戦に大胆さと創造性をもって答えることができるよう、わたしたちを助けてくださいますように。

 兄弟として。

総長 ヴァルディール・ジョゼ・デ・カストロ神父

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