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修道会ニュース

ローマ:上級長上会議 (インフォメーション3)

 3月18日から20日にかけて、上級長上会議の第三段階、いわゆる「交わりと分かち合いの段階」が行われました。総本部の様々な機関からの報告が参加者たちに提出されました。

 討議されたテーマには、長上の養成の必要性、資産の管理、国際レベルでの使徒的プロジェクトの実現の重要性などがありました。また、アルバーノ・ラツィアーレの国際共同体、終生誓願の準備コース、そして来る10月の召命セミナーについても話し合われました。パウロ家族担当者から、在俗会、協力者会、および霊性センターの現状が説明されました。

 この段階で最も注目されたのは、会憲の新たな草案作成プロセスに関する報告でした。モンシニョール・マルコ・メリーノは、この長期にわたる作業が、使徒として、また「編集者」としての私たちのアイデンティティを深め、アルベリオーネ神父から受け継いだ遺産を今日に繋げることを目指すことを強調しました。

 特に3月19日には、全ての参加者たちがパウロ家族のカリスマに関する養成コースの25周年を記念するプログラムに参加しました。

 最終日には、総長が修道会総会の最も重要なテーマに触れ、この時代の変化に伴い、本当に必要なのは思考の変化であると強調しました。総統治と地区間の密接な関係、総統治による集会の長期訪問の価値をさらに高め、年次書簡、特に若い会員たちの国際的なマインドセットの発展の重要性が再確認されました。来年の中間総会は、これを継続するために特に重要なものとなるでしょう。

 閉会式は、修練生と教区共同体の参加のもと、使徒の女王大聖堂で行われました。創立者を囲んで行われたミサの終わりに、「成功の秘訣」の祈りが唱えられ、修道会の今後の発展を師イエスに委ねられました。

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