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会員たちのコラム

主の昇天の祝日が近づいています――総長からのメッセージ

 親愛なる兄弟の皆さん

 復活祭の時期に、主の昇天の祝日が近づいています。この日は非常に重要な日であり、全教会とともに、私たちは57回目の世界広報の日をも祝っています。今年のテーマは「愛に根ざして真実を語る」(エフェソ4:15)です。

 私たちと共に、聖パウロ女子修道会の姉妹たちの提案も含め、このテーマを深め、神の民の間でコミュニケーションの環境で愛と聴くことのできる心で生きることが必要であるという意識を育むための取り組みが行われるでしょう。

 私たちも、教皇フランシスコがメッセージで強調したように、同じ夢を抱いています。

 「わたしが夢見る教会のコミュニケーションは、聖霊に導かれることを知り、礼節をわきまえ、かつ預言的なものであり、第3千年期に届けるよう召されている驚異のメッセージに、新たな文体と話法を見いだしうるものです。神との関係、隣人、とりわけもっとも助けを必要としている人との関係を中心に据えたコミュニケーション、自己言及的な自己認識の燃えかすを大事にするのではなく、信仰の火を燃え立たせるようなコミュニケーションです。耳を傾ける謙虚さと、語る大胆さ(parresia)を土台とするコミュニケーションであり、真実とあわれみを切り離してしまわないコミュニケーションです」。

 私たちは使徒の女王である聖母マリアに私たちの共同体を委ね、今月の最後の土曜日には聖母の祭日を祝いながら、聖霊に従順な心を持って「福音の喜び」を宣言するように彼女に願いましょう。

総長 ドメニコ・ソリマン神父

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