2023年に創立100周年を迎えたカトリック広島教区の歩みを記録した一冊。
編纂委員会による長年の資料収集と調査をもとに、広島教区の歴史を体系的にまとめています。
創立当初から今日に至るまでの出来事を時代ごとに整理し、広島という地で信仰共同体が歩んできた道のりを、社会や世界の出来事と重ね合わせながら描写。豊富な写真や図版を交え、信徒や研究者だけでなく、地域社会や一般の読者にもわかりやすく編まれています。
教区史の正統な記録であると同時に、時代の困難と希望の中で信仰がどのように受け継がれてきたかを伝えます。
●主な目次
はじめに
教区創立前史
第一章 教区創立とイエズス会(一九ニ三〜一九ニ七年)
第ニ章 統制と戦時体制下の教会(一九ニ八〜一九四〇年)
第三章 太平洋戦争戦時下の教会(一九四一〜一九四五年)
第四章 信教の自由獲得と教勢発展(一九四五〜一九五ニ年)
第五章 教区の発展(一九五ニ年〜一九六五年)
第六章 世界平和記念聖堂の建設(一九四五〜一九五四年)
第七章 公会議と教区(一九六五〜一九八一年)
第八章 教区財政について
第九章 教皇ヨハネ・パウロ二世来広を受けて(一九八一〜一九九五年)
第十章 平和の使徒を目指して(一九九五〜ニ〇ニ三年)
参考文献・参考資料
索引(用語・人名集)
あとがき
編者:カトリック広島教区百年史編纂委員会
定価:1,980円(本体1,800円+税)
判型:A5判上製
ページ数:538ページ
ISBN:978-4-8056-7333-1
発行者:カトリック広島教区
発行所:サンパウロ