長崎の旧浦上天主堂の二つの鐘楼には、それぞれ鐘がつるされていました。しかし、1945年8月9日の原子爆弾投下によって、天主堂全体と二つの鐘楼は破壊されてしまいました。瓦礫の中から一つの鐘は見つかりましたが、もう一つの鐘は大破し、現在は教会の展示室に保存されています。そのため、一つの鐘楼は長らく空のままでした。
今回、この鐘楼に新たに鐘が入ることとなり、この経緯について中村倫明大司教(長崎教区)が執筆してくださいました。また、『長崎の鐘』や平和活動などについて、永井徳三郎氏(長崎市永井隆記念館)がインタビューに協力してくださいました。
なお、10月号の発行は9月10日頃を予定しています。(編集室)
雑誌
「家庭の友」2025年10月号(特集:平和の鐘を響かせよう)
