＜キリスト者についてのレオ一世教皇の説教＞
＊キリスト者よ、あなたの偉大さをわきまえなさい。あなたは神の本性にあずかる者となったのですから。卑しいふるまいによって、昔のみじめな姿に戻ってはなりません。あなたの頭がだれであり、あなたがだれのからだの肢体であるかを忘れてはなりません。神があなたを闇の力から救い出して、神の光と神の国に移されたことを思い起こしなさい。」（レオ１世）
１ 使徒信条
＊信条は神が創造のわざにおいて、さらにその贖いと聖化とによって人間にお与えくださった賜物のすばらしさを宣言します。信条で表明していることは、諸秘跡によって与えられます。
２ キリストと一致する
＊キリスト・イエスは常に御父に喜ばれることを行い、御父と完全に一致していきられました。同様に、キリストの弟子たちは「隠れたところにあって見ておられる」（マタイ６・６）御父のまなざしのもとに生き、「天の父が完全であられるように、完全な者」（マタイ５・48）となるように招かれている。
＊キリスト者は洗礼によってキリストと一体となり、罪に対しては死んでいますが、キリスト・イエスに結ばれることによって、神に対しては生きており、キリスト者はキリストに従いにキリストと結ばれ、神に愛されている子どもとして神に倣い、愛によって生きるように。
３ キリストは道
＊キリスト者は、「主イエス・キリストの名とわたしたちの神の霊によって儀とされ、」聖なる者とされる。また聖なる者となるように召されて、「聖霊の神殿」となる。
＊「御子の霊」はキリスト者に御父に祈ることを教え、キリスト者のいのちとなって、キリスト者の行いによって、キリストを行動させ、愛の行いによって霊の実りを結ばせてくださいます。
＊キリストの道はいのちに通じる道。
