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伝統的釈義と現代の釈義の相克

2. 日本のカトリック教会における聖書の翻訳――伝統的釈義と現代の釈義の相克

新約聖書の全訳
 1910年のラゲ訳(文語体)
旧約聖書の全訳
 1954—59年 ブライトゥング+川南重雄訳、光明社 (文語体)
 ウルガタ訳を底本とする、第二正典を含む

バルバロ訳(口語体)
 1950年 『四福音書』
 1953年 『新約聖書』(1957年改訂版)
 1963年  旧約聖書をデル・コールの協力のもと完成
 1964年 『聖書―旧約新約口語訳』(ドン・ボスコ社)
 1980年 『聖書』上記の改訂版(講談社)

フランシスコ会聖書研究所訳
 1958年12月『創世記』刊行
 1979年11月『新約聖書』(合本)(初版)刊行
 1984年10月『新約聖書』(合本)(改定版)刊行
 2002年9月『エレミヤ書』(第37巻=最終巻)
 2011年8月合本刊行
 2012年2月新版新約聖書刊行
 2012年12月合本総ルビ版刊行予定

新共同訳
 1978年 『新約聖書 共同訳』刊行
 1987年 『聖書 新共同訳』 刊行

合本刊行を目指して
 分冊の最終巻である『エレミヤ書』の刊行される、これまでの旧約・新約聖書の合本化の作業が開始されることになります。ここからわたしは関わることになります。当時、聖書研究が専門でないわたしがどう関わったらいいのか戸惑いもありました。当初は、聖書の研究者たちに作業していただき、わたしはコーディネーターのような役割を果たせばいいと思っていましたが、実際にはそのようなわけにいかなくなってきました。その間の事情は刊行された合本の緒言に述べられていますので割愛します。

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小高 毅

1942(昭和17)年、韓国京城(現ソウル)に生まれる。上智大学大学院神学科博士課程修了。この間、ローマのアウグスティニアヌム教父研究所に留学。カトリック司祭、フランシス会士。

  1. 7. 古代教会の聖書の使用と解釈――伝統的釈義と現代の釈義の相克

  2. 6. 聖書はだれのもの――伝統的釈義と現代の釈義の相克

  3. 5. 合本化の過程で明らかになった点(3)――伝統的釈義と現代の釈義の相克

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